【フルート】初心者さんのための楽器選び①

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【フルート】初心者さんのための楽器選び①

フルートを始めようとした時、数あるメーカーの中からどの楽器を選んだらいいのかわかりませんよね。

フルートは特に材質も多様で、海外・日本の専門メーカーも多数。

選びたい放題な分、迷いたい放題です(^^;;

 

 

材質は大きく分けて、白銅(合金)、銀、金、プラチナ、木の5種類。

さらに頭部管、管体、キィ、コーティングで材質が違ったりして、組み合わせがかなりたくさんあります。

もちろん材質によって音色も変わります。

 

材質だけでなくメーカーによって作りが違うため、音色や吹き心地も変わります。

 

 

キィの種類はカバードとリングの2つ

キィの並びもインラインとオフセットの2種類

Eメカをつけるかつけないか

足部管はCかHか

 

 

ネットにも色々載っているし、楽器屋さんも説明してくれるだろうけど、

私が初心者だったら、知れば知るほど混乱します。

選択肢が多すぎるんだもん・・・。

試奏できない状態で情報だけで楽器を決めるのは大変ですよね。

決して安い買い物でもないのに。

 

 

さて、ここからは私の個人的な意見ですが・・・・

 

 

初心者ならキィはカバードで十分です。

最初からリングにした方が正しい構え方が身に付くという意見もありますし、確かにそうなのですが・・・

リングはきちんとキィを塞いで押さえないと音がでません。

音すらまともに出ないうちにリングにすると余計な苦労が増えて・・・挫けます(泣

初心者のうちはまず綺麗な音を出す事を目標とした方がいいので、演奏しやすいカバードが最適だと思います。

 

 

キィの並びは手の大きさ、指の長さなどによるのでインラインでもオフセットでも構えやすい方でいいのですが、

初心者のうちはまず構えること、持つことに苦労するのでオフセットの方が構えやすいと思います。

インラインはキィが一直線に並んだもの、オフセットはG♯キィ(左手小指のキィ)周辺が外側を向いているものを言います。

一般的にリングはインライン、カバードはオフセットが多いようです。

 

 

Eメカはついてた方がいいと思います。

フルートは楽器の構造上、高音Eが出にくいのでそれを補うためについてるのがEメカです。

Eメカがついていることで多少音色が変わったり、あるトリルの運指に影響が出たりするのですが、ついてないとほんとにEが出にくいのでこれはつけましょう。

 

 

足部管はC足で事が足ります。

H足部管は最低音が一つ増えるだけでなく、高音が鳴りやすくなるという特徴があります。

でも管が長くなるのでその分重くなります。

フルートは意外に重いので慣れるまではずっと構えているのに苦労すると思います。

だから、なるべく軽い方がいいのです。

H足じゃないと演奏できない曲は数曲のみでそれも上級者向けです。

C足でも当分困りません。

 



それでも迷っちゃうなら・・・お値段10万円前後のヤマハの初心者用フルートをおすすめします。

別にヤマハの回し者でも(最初のフルート以外は)ヤマハの愛用者でもないんですけど(笑)これからフルートを始める人にとってはお値段も手頃でとってもいい楽器だと思います。

 

ちょっと長くなっちゃったので続きは次回に書きたいと思います。

 

 

続きはこちら↓↓↓

【たくさんあって迷っちゃう!?】初心者さんのためのフルート選び②
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さて、前回のブログでヤマハの初心者用フルートをおすすめしました。 白銅製、銀メッキ加工、カバードキィ、Eメカ付、C足。そして軽い。 私がおすすめした機能が全て盛り込まれています。
https://flute-studio-crescent.com/blog/detail/musical-instrument-selection2/

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初心者さんのためのフルート用語
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初心者さんがこれだけは知っておきたい「フルート用語」をまとめてみました♪
https://flute-studio-crescent.com/blog/detail/flute-terminology/

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