あなたの強みを活かした「自分らしいフルート」を楽しめるようサポートいたします。

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豊かな経験と知識に基づいた多彩なアプローチのレッスンで驚きと歓びを

NYでの留学や多様なジャンルとの共演など、これまでにさまざまな角度からフルートに触れてきたことや、最近ではフルートオーケストラを一から立ち上げコンサートを開催するなど、豊富な経験と知識をフル活用し、多彩で柔軟なアプローチで驚きと喜びのあるレッスンを提供いたします。
少しでもご興味をお持ちいただいた方はぜひ一度、レッスンをご体験ください。あなたのお越しをお待ちしております。


角谷 真季

角谷 真季

Maki Kakutani

経歴
中学でフルートに出会い、高校・大学と吹奏楽部に所属
兵庫教育大学学校教育学部芸術系音楽専修コースを卒業
卒業後は、ソロ、吹奏楽団、フルートアンサンブル、琴とフルートのデュオ、スカバンド、ロックバンドなどさまざまなジャンルのライブ、演奏会へ出演
NYで4年間ジャズフルートを学ぶ
フルートを高橋成典、ジャズフルートをDavid Alan Grossに師事
2022年「演奏する人も聴く人も楽しく」をコンセプトに有志による参加型フルートオーケストラ「ふえ日和」を立ち上げ、主宰、楽曲アレンジ、合奏指導、コンミスを務める。2023年3月第1回コンサート、2024年3月第2回コンサートを開催し大好評を得る。

私が初めて音楽に触れたのは両親からで、よく父のギター伴奏で母と一緒に歌っていました。
小学校でも音楽の授業が楽しみで、歌も鍵盤ハーモニカもリコーダーも得意でした。
小学4年の時、同級生のお母さんのピアノ教室に通い始めました。家にはピアノがなかったのですが、鍵盤数が足りないキーボードや出ない音がある壊れたオルガンで練習してレッスンをこなしていました。
環境が整っていなくても楽器がなくても音楽をすることが楽しく、歌が好きで、楽器演奏が好きで、音楽が大好きでした。
中学でフルートを始めた頃もほんとに下手でしたが、それでも楽しんでいました。
でも...続けるうちに人と比べて落ち込んだり、自分の悪いところばかり目につくようになり、それを何とかしようと躍起になって、それでも上手くいかずにどんどん深みにハマって抜け出せなくなりました。
フルートと音楽は「楽しいもの」から「苦しいもの」に変わり、「好き」という気持ちも薄れていきました。
長い間、沼から抜け出せずにもがき苦しみ、何をやっても上手くいかず、追い詰められ...
そのうちに、プッツン糸が切れて開き直ったんです。もういいや!って(笑)
そしたら客観的な視点が生まれて、自分にもいいところ(強み)があることに気づき、フルートへの向き合い方が変わりました。フルートと音楽がまた好きになり、楽しいと思えるようになりました。
しかも!いいところも悪いところも含めて「自分らしい演奏」が好きになれたことで、今までどん底だったのが急成長するきっかけになりました。今ではできないところがあると「そうじゃないやん!」と自分にツッコミながら楽しく練習してます(笑)

「自分が自分のフルートを1番好きでいること」
「自分が自分のフルートの1番のファンでいること」
これが上達の1番の近道。
もっと好きになるために取り組めるから。もっとファンになりたくて頑張れるから。
躓いても落ち込むだけではなく、乗り越える方法を考えられるから。

たくさん挫折してたくさん苦しんだからこそ辿り着いた私の答えです。

あなたが自分らしく楽しめるように、あなたがあなたのフルートをもっと好きになれるように、お力になれたらと思います(*^^*)

裏プロフィール

Another Profile

【実はわたし、フルートが好きになれなかった時代があるんです】

今でこそ、楽しく演奏したり、教えたり、フルートオーケストラを立ち上げたりと、
思いっきり自分らしく伸び伸び活動させていただいておりますが、

過去の私は、多くの壁にぶち当たり、挫折も何度も体験しているんです。
正直、赤裸々にこういった過去の体験は、あえて書かなくてもいいことかもしれませんが、
こういった私の体験があってこその、今の私であることに、変わりはないですし、

今、辛い想いをされている方や、悩んでいらっしゃる方に、少しでも、励みになったり、
背中を押すきっかけになれば、と思い、書かせていただこうと思います。

 

 

【 フルートとの出会い 】

フルートとの出会いは中学生の頃。

特別フルートが好きだったわけでも、吹奏楽部に入りたかったわけでもなかったのですが、何となく成り行きでフルートを始めることになりました。

所属した吹奏楽部は部員が90名いる大規模な部活で、フルートパートも1年生は6名いました。

始めた頃は1番下手で、顧問にも先輩にも相手にしてもらえず、悔しくて毎日部活後に家でも練習していました。今でもその時が最もがむしゃらに練習したんじゃないかと思います。

 

半年くらい毎日ひたすら練習した結果、周囲に認められるようになり、アンサンブルコンテストで賞をもらったり、吹奏楽コンクールのメンバーに選ばれたりして、だんだんと自信をつけていきます。

でも、上には上がいて、私は2番手、3番手のポジションで悔しい思いをしていました。

 

 

【 最初の挫折 】

中学時代、1番にはなれなかったものの努力が実ったことで自信をつけた私は、高校でも吹奏楽部に入ります。

そこで高1の夏からパートリーダーになり、常に1stとソロを吹く念願のトップというポジションを手に入れます。それと同時に「プライド」が芽生え、怖いもの知らずとなって調子に乗り出します(笑)

 

ですが、そんな絶好調期も長くは続かず・・・

「歯科矯正」をしたことでフルートが全く吹けなくなってしまい、どん底に突き落とされてしまいます。

今まで努力で積み上げたものが崩れてしまい、全然思うように吹けない自分がみじめで涙が溢れる。プライドが邪魔をして他の子に代わりにソロを吹いてもらうようにも頼めず、しんどさが限界にきた私は、初めて「フルートを辞める」ことを考えます。

結局周りの支えもあって辞めずに済み、歯列矯正も1年ほどで終わったのですが、一からやり直すしかなかった1年間はほんとにしんどかったです。

 

 

【楽しさを失って・・・】

大学に入ってからも部活を続けますが、人間関係で悩んだことをきっかけに、元々何となく始めたフルートに対してだんだんと熱量を失っていきます。今まで続けてこられたのは、フルートが好きだからではなく、負けず嫌いなプライドがあったからだと気づき、演奏していても楽しいと感じることもなくなってしまいました。

【フルートを好きになるために】

何となく始め、負けず嫌いなプライドだけで続けて、楽しさより苦しさの方が勝ってどうしても好きになれないフルート。

大学卒業後、何度も「辞めよう」と思いました。

 

でも・・・

辞めたらこんなに長く続けたのに最後まで好きになれないまま終わってしまう・・・

辞めるのは自分が好きだと思えるフルートを探してみてからでも遅くないのでは?

 

と思い直し、今まで吹奏楽とクラシックしか触れてこなかった私は、様々なジャンルに挑戦することで「自分が好きな自分に合うフルート」を模索し始めます。

 

 

【単身NYへ】

アンサンブル、邦楽、ロック、スカなど様々なジャンルで共演したのち、ジャズを学ぶため何のツテもなく勢いで(笑)NYへ渡ります。

文化の違いとエンターテインメントのレベルの高さに圧倒されっぱなしで、「日本人にジャズができるわけない」とはっきり拒絶され、自分の実力のなさにへこむ日々。

現地の文化に触れ身に付いたものはたくさんありましたが、とにかく必死で、楽しむ余裕もなく、フルートも好きになれないままでした。

 

 

【人生最大の挫折】

帰国後も「フルートを好きになる」模索はずっと続けていましたが、音大を出ておらず、テクニックがないことが最大のコンプレックスだった私は、手当たり次第にテキストをこなし、テクニックを習得しようとやっきになっていました。

自分の欠点ばかりが目につき、どんなに試行錯誤しても上手くいかず、どんどん追い込まれていきます。

さらに(そんな状態でひどい演奏をしていたから当然なのですが)周りから批判されたことで、プライドと心が折れ、続ける気力がなくなってしまいます。

【自分らしいフルート】

落ちるところまで落ちて距離を置いたことで「自分とフルート」を客観的に見つめなおすようになったある日、ふと過去に周りから言われた言葉を思い出します。

『感受性豊かな音』

『演奏に心奪われる』

『表現力は誰にも負けていない』

 

「できないこと」にばかり目を向けて自分はダメだと思って必死に何とかしようとしていたけれど、

「できてること」も「いいところ」もあるのだと気づき何だか肩の力が抜けました。

「大事にしたいこと」を見失ってもがいていただけだと気づいたのです。

 

好きになれなかったのはフルートではなく

思うように演奏できない自分

人と比べて、悪いところにしか目を向けない自分

こうあるべきという自分で勝手に作ったルールに縛られて苦しむ自分

だったのだと思います。

 

「私らしい私のフルート」は『表現力豊かなフルート』

「私が大事にしたいこと」は『表情豊かな音色と表現力を磨くこと』

これに気づいてからは、自分の「苦手なこと」「得意なこと」を客観的に分析できるようになり、それぞれを改善したり、伸ばすように研究することで、「自分らしいフルート」を手に入れ、演奏していても楽しいと思えるようになりました。

 

私のフルート人生の大半はフルートが好きになれず、挫折ばかりで苦しいことの方が多かったのですが、壁という壁にぶつかり、つまずき、悩み、苦しみもがいたからこそ、それを乗り越える方法や知識をたくさん得ることができたと本当に心から思います。

特に客観性、分析力、研究したことは自分の演奏にも教える上でもとても役に立っています。

 

そして・・・

やぁっっっっっとこの言葉が言えます。こんな日がくるなんて・・・

諦めずに続けてほんとによかった・・・( ;∀;)

 

私は・・・『フルートが好き』です!

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