初心者さんのためのフルート用語
初心者さんがこれだけは知っておきたい「フルート用語」をまとめてみました♪
カバードキー・リングキー
つまりは穴なし・穴あり
指で押さえたり離したりして音の高さを変えるところを「キー(キィ)」と言います。
フルートはそのキーのタイプが2種類あります。
同じようにキーによって音の高さを変えるクラリネット、オーボエ、サックスなどは1種類なのですが、
フルートだけ2種類あります。つくづくややこしい楽器なのです(笑)
キーがフタ状にカバーされているものが『カバードキー』
キーがリング状なのが『リングキー』です。
つまりキーに穴があいてるか、あいてないかの違いです。
インライン・オフセット
キーの並び方には種類があるんです
『インライン』と『オフセット』とは・・・キーの並び方のことです。
写真の上が『インライン』、下が『オフセット』です。
丸で囲っているところをよーく見ると、『インライン』は左右のキーと同じように一直線に並んでいるのに対して、
『オフセット』は左右のキーより外側に傾いているのがわかると思います。
外側についている分持ちやすくなります。手の小さい人やお子さん、初心者さんには『オフセット』がおすすめです。
ちなみにリングキーは『インライン』、カバードキーは『オフセット』の楽器が多いです。
C足部管・H足部管
なんでCとHなの!?
『C』はドイツ音名のツェー、「ド」のこと
『H』はドイツ音名のハー、「シ」のこと
「ド」「シ」は最低音が何であるかを表しています。
つまり『C足部管』は最低音が「ド」、『H足部管』は最低音が「シ」ということになります。
元々フルートは最低音が「ド」のC足部管の楽器しかなく、H足部管は後から作られました。
二つの足部管の違いは最低音だけでなく、「キー」と「レバー」の数も違います。
※写真の青で示したところが「キー」、赤で示したところが「レバー」になります。
『C足部管』には2つの「キー」と3つの「レバー」、『H足部管』には3つの「キー」と5つの「レバー」がついています。
それぞれ「ド♯」「ド」「シ」の音を出す役割をしているのですが、H足部管には(最高音の「ド」を安定させる)「ギズモレバー」という特別なレバーがついています。
こちらも楽器選びの参考にどうぞ♪↓↓↓
【たくさんあって迷っちゃう!?】初心者さんのためのフルート選び①
【たくさんあって迷っちゃう!?】初心者さんのためのフルート選び②