Viva!基礎練習〜ロングトーン応用編〜
基礎練習シリーズ第4回目のテーマは「ロングトーン応用編」です。
前回お話したような通常のロングトーンに慣れてきたら以下のような練習にも取り組んでみましょう。
その1:オクターブ
オクターブの移行をスムーズにする練習です。
低音E(ミ)から2オクターブ目のC(ド)まではオクターブで同じ運指ですが、オクターブキーがない為、息の圧力、スピード、唄口に当たる角度などで音の高さを変えます。
4拍(下の音)4拍(上の音)をスラーで。上の音を吹く時にはタンギングはしません。
下の音からオクターブ上の音に移行する時は、下の音の徐々に息の圧力をかけていき上下の変わり目がわからないように自然にできるように心がけましょう。
その2:ハーモニクス
運指を変えずに違う音(倍音)を出す練習です。
中音C(ド)の運指で中音C→1オクターブ上のC→高音G→1オクターブ上のC→中音Cという感じで練習します。
2拍ずつ上って下りる。
基準になる音を半音ずつ下げていき同じようにする。
基準の音が低音になればなるほど出せる倍音の数は増えます。
低音Gはオクターブ上のG、高音D、高音G
最低音Cは中音C、中音G、2オクターブ目のC、高音E、高音G・・・
という感じです。
実際にやってみないとコツがつかめないと思いますので、最初は少ない数の倍音で練習してみてください。
その3:ビブラート
腹圧によるビブラート練習です。
ゆっくりのテンポでメトロノームに合わせて、ロングトーンしながらお腹から息を出して長く伸びている音に山と谷を作ります。
ゆっくり、メトロノームに合わせて、一定の間隔で、腹圧をかけるってことなんですが・・。
なんのことかわかりにくいですよね。すみません。
文章での説明が難しいな・・・(ー ー;)
とにかくビブラートをお腹を使ってかけるってことです!(乱暴・・・笑)
※ビブラートについてはまた詳しくブログに書きたいと思いますm(__)m
その4:ダイナミクス
ロングトーンでクレッシェンド、デクレシェンドします。
4拍でクレッシェンド、4拍でデクレシェンド。
間が途切れないように、ピッチが揺れないように、均等にクレッシェンド、デクレシェンドできるよう心がけましょう。
教室では生徒さんのご希望や練習環境やレベルなど、一人ひとりに合わせたオリジナルレッスンカリキュラムに沿ってレッスンしています。
生徒さんにとってもっとも良いと思われるカリキュラムを私が考えますので、人によってレッスンや日々の練習でおこなっている基礎練習の内容も違ったりします。
あ、もちろんロングトーンはしますが、その仕方が変わってきます。
同じ初心者の方でも全く同じレッスンはしていません。
得意、不得意も含め人によって色々なので、上達のためのアプローチも多彩に柔軟に対応しています。
自分に合った練習方法だと上達も早いですよ。
1度演奏を聴かせていただけたら、今足りない基礎や伸ばした方がいい技術はだいたいわかりますので、自分に合う練習方法が何かわからない方はレッスンにお越しくださいませ♪♪
無料体験レッスンはお気軽に( ´ ▽ ` )ノ