【初心者さんのための】先生が本音でぶっちゃけ!"失敗しない"フルート選び
フルートやってみようかな
と少し興味が湧いて
何となくネットで検索すると
楽器屋さんやショッピングサイトが、ずらーっと並んでてて
サイトの1つを覗いたら
Eメカ、カバード、リング、C足部管、H足部管…
初めて見る用語とよく分からんスペック表。
え、何かめっちゃ色々種類あるんですけど…
え?え?え?どれを選んだらいいの?
ってなっちゃいますよねぇ...(>_<;)
(私だったら面倒くさくなって、フルート諦めます)←衝撃のぶっちゃけ笑
フルートは他の楽器と比べても、材質や専門メーカーが多彩で、それぞれに特徴があります。
選択肢が豊富な分、初心者さんが、いざ楽器を選ぼうと思っても、何を基準に選んだらいいか分からないし、ネットの情報は溢れてるし、お店の人に聞いても専門的だし…
なかなかハードルが高いですよね💦
この記事は、そんな迷える初心者さんのための「楽器の選び方」ガイドです。
生徒さんの楽器選定をお手伝いしてきた私が、“失敗しない”ためのポイントを「本音」で語り尽くします。
これを読めば、あなたにピッタリの最初の1本が見つかるかも✨
目次
【初心者さんのための】これで準備万端!”フルート用語”ハンドブック
フルート用語も分かったところで、
初心者さんが、最初の1本を選ぶ上で見るべきポイントは、次の4つ。
💡 「Eメカニズム」が、ついているものを選ぶ
高音の「ミ」の音を、出しやすくするための、最強のお助け機能です。
ほぼ全ての、初心者向けモデルには、標準で装備されています。
💡「カバードキー」を選ぶ
指で押さえる部分(キーカップ)が、平らなフタのようになっているタイプです。
これにより、キーの下にある穴が完全に塞がれるので、初心者さんには、こちらの方が圧倒的に演奏しやすいです。
💡「オフセット」がおすすめ
左手の薬指と小指のキーが、外側にずれている設計のことです。
左手のキーが押さえやすく、自然な形で楽器を構えることができます。
特に手の小さい方にはおすすめです。
💡「C足部管」を選ぶ
最低音が「ド」になる、標準的な長さの足部管のことです。
初心者のうちは、軽くて、扱いやすい、こちらのタイプを選びましょう。
この4つのポイントさえ押さえておけば、大きな失敗をすることはないと思います。
気になる価格を徹底解説
次に悩むのが「価格」だと思います。
はたして、いくらぐらいのを購入すればいいのか...
ネットを見ると、数千円の驚くほど安いものから、何百万円もする、目ん玉飛び出るような値段のものまで、フルートは本とにピンからキリまで価格帯が広いことも特徴です。
「続くか分からないから、安いのでいいや...」
と、思っちゃうのも、はたまた
「どうせ始めるなら、良い音が出そうな高い楽器がいい!」
と、意気込んじゃうのも
よーく、分かる。
めっちゃ分かるんですが...ちょっと待ってください!✋
初心者さんこそ、最初の1本の価格ランクには慎重になって欲しいのです。
なぜなら、「安価すぎる」ものも「高価すぎる」ものも、初心者さんにとっては、楽器を続ける上でのデメリットが大きいからです。
【本音でぶっちゃけ!安すぎる楽器の知られざるデメリット】
ネットで数千から1万円ほどで手に入る、思わずポチっとしちゃいそうな安価な楽器。 一見、気軽に始められて、魅力的に見えますよね。
でも...ぶっちゃけますと、それは「楽器と呼べるかどうか怪しい代物」です。
1.楽器として不十分
作りが甘く、調整もしてないので、音が出にくい。場合によっては出ない音もある。もしかしたら、作っているのは楽器メーカーではない...のかも。
2.すぐ壊れる
すぐ壊れますが、壊れても修理できません(おそらく楽器店に持ち込んでも断られます)。どうあがいても「使い捨て」になります。
初心者さんにとっての最初の関門が「音を出す」ことです。安価すぎるものだと、そのハードルが格段に上がります。
一生懸命やっても理想の音は出ない
↓
変なクセがつく
↓
ますます理想から遠のく
↓
フルートが嫌になって挫折...
という悲しい未来が見えてしまう。
せっかく始めたのに、そんなことになって欲しくないです...
【究極の落とし穴!?高すぎる楽器が、逆に「吹きにくい」理由】
逆に何十万から何百万円もする、銀や金で作られた、高価な楽器なら、どうでしょう?やっぱりランクが上の楽器の方が、すごくいい音するし、ネットのレビューも高評価だし、これを買えば、きっと上達も早いよね。
...って思っちゃいますよね。
でも... そのネットの高評価レビューを書いているのは、誰でしょうか?
そうです。ほとんどの場合、その楽器の性能を使いこなせる技術を持った「経験者」です。
確かに、高価なものは、うっとりするような、素敵な音色を奏でることができ、コントロールもしやすく、表現の幅も広がる素晴らしい楽器です。
ただし、それはある程度の実力がある経験者にとっては、なのです。
経験者にとって「最高の性能」でも、初心者にとっては、そうとは限りません。
なぜなら、初心者が高価な楽器を演奏するのは、**「免許取り立てのドライバーが、いきなり、F1カーを運転しようとしている」**ようなもの、だからです。
エンジンをかけることすら、一苦労。ちょっとアクセルを踏んだだけで、とんでもないスピードが出てしまい、壁に激突してしまうかもしれません。
普通の車なら、当たり前にできるはずの操作が、あまりに難しく、初心者マークをつけたドライバーが乗りこなせるはずがないのです。
同じように高価でスペックが高い楽器でも、初心者さんにとっては、「吹きにくく、扱いにくい」楽器になってしまいます。
なぜなら
1.音が鳴るポイントが狭い
ポイントに当たれば、確かに深みのあるとてもいい音がしますが、ポイントが狭いので、初心者さんにとっては音を出すのがとても大変になります。
2.楽器が重い
銀や金で出来ているため、楽器にその分の重量が加わります。
初心者さんにとって、重い楽器は構えるだけで大変で、長時間吹くのは困難になります。さらに、重いと構え方が崩れやすく、変なクセがつく原因にもなります。
高価な楽器は、今ではなく、上達した先の「いつか」の目標にすることをおすすめします。
安すぎるのも高すぎるのも、初心者さんには向かないということが分かっていただけたでしょうか?
大事なことなので、しつこく言いますけど(笑)
初心者さんにとって、「いい楽器」とは、音が出やすく、吹きやすい楽器です!
私のおすすめは、ずばりコレ!
さて、ここまで
・初心者さんが見るべきポイント
・初心者さんには向かない価格ランク
についてお話してきました。
これらを踏まえて、いよいよ、私のおすすめを発表します!
…と、その前に、もう一つだけ。
初心者さんが楽器を選ぶ際に、最も重要視して欲しいポイントがあるんです。
高価な楽器のところでも少し触れましたが、それは、楽器の重さです。
え、そこそんなに重要?と思うかもしれないのですが、
フルートは横に長い本体を三点のみで支えて構えるという少々無理難題を吹っ掛ける楽器です(笑)
初心者さんにとっては、ただでさえ、長時間構えて吹くのが困難なのに、さらに楽器の重さが加わると苦行にしかなりません。5分も構えていられないと思います。
繰り返しになりますが、楽器の重さは材質によって決まります。
銀はとにかく重いです。頭部管から足部管まで全て銀で出来ている総銀製なんてびっくりの重さです。
それと、もう一つ「楽器の長さ」も重さに関係します。
フルートには最低音がド(C)のC足部管と最低音がシ(H)のH足部管の2種類の足部管があります。出る音が1つ多いH足部管の方がお得な感じしますよね?
ところがどっこい、2つの足部管では、構えた時の重さが全然違うんです(出る音が1つ増えただけなのに、こんなに違うんかって驚くくらい違います)。もちろん、H足部管の方が、楽器全体が長くなるので重くなります。
以上を踏まえて、私がおすすめするフルートは、ずばり!
YAMAHA YFL-212 初心者(スチューデント)モデル
です。
生徒さんにも必ずおすすめしています。
先に断っておきますが、私は、YAMAHAの回し者でも、この記事は案件でもありませんので(笑)
なぜ、この楽器をすすめるかというと...
1.とにかく軽い、めちゃくちゃ軽い
材質は白銅(銅にニッケルを混ぜた合金)と洋銀(銅、ニッケル、亜鉛からなる合金 )
2.初心者にとって必要なものが標準装備されている
Eメカ、カバードキィ、オフセット、C足部管
3.価格が手頃
他のメーカーも含め初心者向けモデルでは最も安い
メーカー希望小売価格¥99,000
4.すごく吹きやすい
誰が吹いても音が出しやすい
5.名のある楽器メーカー
楽器の作りもちゃんとしています
私の最初の1本もこの楽器でした。それはそれは練習しまくって吹き倒したので、最後は、銀メッキがはがれ、青サビ出現、吹いたら魔人でもでそうなおどろおどろしい姿になりましたが(!)
あ、その頃から材質が若干変わっているので、今のモデルは「魔人フルート」にはならないと思います。ご安心を(?笑)
さいごに:最高の「相棒」に出会うために
初心者さんのフルート選びについて、見るべきポイントからおすすめのものまで、本音でぶっちゃけてきましたが、最初の1本を見つけられそうでしょうか?
YAMAHA YFL-212をおすすめしましたが、同じような仕様でYAMAHAや他の専門メーカーにも初心者モデルがあります。
大きく違うのは頭部管の材質です。
・YAMAHA YFL-212 ※頭部管白銅製
・Pearl PF-525E ※リッププレートのみ銀製
以下は全て頭部管銀製
・YAMAHA YFL-312
・サンキョウ エチュードC/C
・ミヤザワ Atelier-1
・ムラマツ EX
・アルタス A9
銀は重いから初心者さんには向かないとお話しましたが、頭部管くらいなら大丈夫。(それでも白銅製よりは少し重くなります)
頭部管が白銅製のYFL-212 は、他の初心者モデルの中でも圧倒的に音は出しやすいですが、音そのものは軽くなります。
銀製の方が、深みのあるフルートっぽい音がしますが、その分音を出すのがちょっと難しくなるかも。
あと、価格も大きく変わってくるので、好みと予算によるかと思います。
なので、フルートを購入する際は、楽器店で色々「試奏」してから選ぶことを強くおすすめします。
え、まだ吹けないのに、試奏する意味ある?
と、思っちゃったそこのあなた。
ちゃんと意味あるんです!
初心者さんは試奏でココを見よ!👀
💡吹き心地
メーカーによって歌口の形や大きさが違うので、鳴るポイントが違います。
音が出なくても吹いてみましょう。何となくでもこっちの方が吹きやすいかも、が分かればOK。
💡持ち心地
メーカーによってキィメカニズム(キィの感じ)が全然違います。
何となくでも構えてみて、自分の手にしっくりくるものにしましょう。
そして、ここが肝心!
色々試奏して、一番ビビビってきたもの。
それが、あなたの相棒(フルート)です。
ちなみに、私が今愛用しているフルートは、予定外の試奏でビビビってきちゃったので、想定外に相棒になりました(笑)
試奏する際は、事前に楽器屋さんに連絡して、初心者モデルをいくつか用意してもらっておくと、スムーズだと思います。
けっして安い買い物ではないですし、めっっっっっちゃ迷うと思いますが、悩んだ末に出会えたフルートは、きっとあなたの最高の相棒になります。
その相棒と末永くフルートライフを楽しんでくださいね✨
▼あなたが出会った最高の「相棒」の音を聞かせてください▼
【 あなたの最高の「相棒」を見つけるお手伝いをします 】
この記事をじっくり読んで、ネットで色々調べて、店員さんにも相談して...
それでも「この楽器でいいのかな...」って不安になっちゃう。
だって、初めてのフルートなんだもの。
心から納得できるものがいいですよね。
スペックや価格も、もちろん選ぶ上で大切ですが、迷った時の最後の砦ともいうべきポイントがあるんです。
何だと思いますか?
それは、「相性」です。
試奏してコレ!って「ビビビ」ってくるものです。
同じくらいのスペックでもメーカーによって、様々な特徴があるので、吹く人との「相性」が重要な決め手になってきます。
そんなこと言われても…
まだ楽器も吹けないのに「相性」とかわかんない…
そんな方も大丈夫
当教室にご入会の生徒さんには、お店に同行し、無料で「楽器選び」をサポートしています。
ご予算や目的に合わせて、見るべきポイントから相性まで細かくアドバイスさせていただきます。
ビビビっときて
心から納得できる
そんな最高の「相棒」を見つけるお手伝いができれば嬉しいです✨
