フルート基本のき。~アンブシュア編~奈良県三郷町のフルート教室です。

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フルート基本のき。~アンブシュア編~ 

今回は「アンブシュア」つまり吹く時の口の形について。

 

先にぶっちゃけますと・・・口の形も唇の厚さも歯並びも人それぞれなのでアンブシュアは人によって若干違います。

いい音が出る口の形。それがあなたのアンブシュア。

・・・・以上

 

・・・なーんてね(^_^;)(半分本気だけど笑)

 

大事なのは最初から無理にアンブシュアを作ろうとしないこと。

無理に作ろうとすると力が入るからです。

力が入った状態の唇がアンブシュアとして固定されてしまうと後々大変です。

自然に口を閉じ、唇を少し横にひいて、中央あたりから細く息を出す。

私は「モナリザのように微笑め!ろうそくを吹き消すように息を出せ!」

と習いました。

 

鏡の前で・・・

微笑んで

ろうそくを吹き消すように

フゥゥゥゥゥゥゥ

これでアンブシュアの土台は完成。

 

唇に力が入ったり、唇を横に引きすぎたり、頬を膨らませるのはNGです。

喉をあけ、口の中を広くします。

唇の両端がくっついているのを意識して、唇に圧力がかかっているのを感じながら息を出します。

息が出る穴(アパチュア)は小さく真ん中の方がいいとされていますが、これは無理にしなくても大丈夫です。

ただ、唄口の中央に息があたるように自分のアパチュアと頭部管の位置を調整しましょう。

唄口の中央に息があたっていればリッププレートの中央にきれいな三角の吹き後ができます。

下唇が唄口をふさぎすぎてしまうのはNGです。

その場合は下唇の下ではなく少し上(下唇の中央)にリッププレートをあててください。

唄口のエッジに息があたることで音が出ます。音が出ないときは息のあたる角度も調整してみましょう。

 

構え方の回で鏡が有効だとお話ししましたが、アンブシュアの確認にもやっぱり鏡は有効です。

今度は手鏡で十分ですので、譜面台において少し下の角度からアパチュアの形や位置などを確認するのがいいと思います。

 

頭部管だけできちんと音を出すのは第一の関門です。

早く楽器をつけて演奏したい気持ちは分かりますが、ある程度アンブシュアが安定しないうちに先に進んでしまうと、

音が出ない迷宮に迷い込むことになります・・・

 

初心者以上の方もまずは頭部管でアンブシュアを安定させてから楽器をつけて演奏するのがおすすめです。

 

 

あ、厳密に言うと音域によっても音色によってもアンブシュアは細かく変わってきます。

曲のジャンルによってはもちろん、同じ1つの曲でも音域によって細かく変えながら演奏しています。

研究すればするほどなかなか奥が深いです。

 

・・・そうげっそりしないで(笑)

 

まずは、鏡の前で自分のアンブシュアをチェックしてみてくださいね!

 

 

アンブシュア研究しまくりの講師がレッスン致します(^^♪

無料体験レッスンはお気軽に(^o^)/

 

 

 

 

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