【フルート】これを見れば安心!正しい「構え方」図鑑

ブログ

【フルート基本のき】これを見れば安心!正しい「構え方」図鑑

吹奏楽部で不動の1位人気✨

華奢な見た目とキラキラがココロをくすぐる魅惑の楽器、フルート

 

そんな憧れでいざ構えてみると、

あれ?思ってるより長い、重い、安定しない

ど、どうやって持つの?

え、これ持つこと可能なの?

指動かしたら確実に楽器落ちそうなんだけど!

イメージと違う!!!

 

って思った人、手をあげてー

 

はーい🙋‍♀️

 

何を隠そう初心者の頃のワタシ。

 

それでも何とか吹いてたんですが、1年くらい経ってから、大幅に構え方を直されたんです。

忘れもしない。

「左人差し指は楽器につける!」って。

その時は、いきなりそれまでと違う構え方になって、むりー🥲と思いましたが、

今ならわかる。左人差し指は、フルートの基本「三点支え」の1点。重要な役割してる。

逆にその1点なくて当時の私は、どうやって構えて指回してたのか不思議すぎる(笑)

 

フルートの基本の構え方は、吹きやすさや音色、指の動きを左右するほど重要で、何を置いても真っ先にマスターすべきです。

これが正しくできていないと、ムダな力が生まれやすく体も痛めやすい。上達もしにくい。

何もいいことはない。
 

この記事では、それほど大切な正しい「構え方」を詳しく解説していきます。

目次

    覚えよう!「指のポジション」と「楽器の持ち方」

    【 指のポジション 】

    まず、どの指がどのキーや役割を担っているのか覚えましょう。

     

    <右手>

    ・親指→人差し指の真下より少し後ろあたりで楽器を支えます。

    フルートの基本の持ち方「三点支え」の一点です。

    ・人差し指→R2

    ・中指→R3

    ・薬指→R4

    ・小指→R5  3つのキーを担当します。

    ※通常は赤矢印のキー

    ※三点支え(右親指、左人差し指の付け根、口)に加えて、こっそり楽器を支える+‪αの役割を担うこともあります

     

    <左手>

    ・ 人差し指の付け根→L2と離れた位置にある隣のキーとの間(キーがないところ)ぐらいで、根元の手のひらに近い部分で楽器を支えます。

    これも「三点支え」の一点になります。

    ・親指→L1 裏側にある2つのキーを担当します。

    ※通常は赤矢印のキー

    ・人差し指→L2

    左人差し指は根元で楽器を支え、指先でキーを担当する、1本で2役の指です。

    ※根元が固定されているので、1番動かしにくくなります。

    ・中指→L3

    ・薬指→L4

    ・小指→L5

    【楽器の持ち方】

    <右手>

    ①「つ」の形にします

    ②その形を保ったまま、指をそれぞれのキーへ

    <左手>

    ①「カギかっこ」の形にします

    ②その形を保ったまま、指をそれぞれのキーへ

     

    💡ポイント💡

    両手ともキーの内側の〇(円)に指の腹(指紋の真ん中あたり)をのせましょう

    たったこれだけ!正しい「構え方」4ステップ

    指のポジションが決まったら、いよいよ楽器を構えます。 

    がっ!!

    ここでとても重大なことをお伝えします!

     

    フルートは構えている姿を直接見ることができません。

    横目で少し指が視界に入るかもしれませんが、

    1度構えてしまうと、どのキーをどの指で押さえているのか、頭部管のどこが唇に当たっているのかわからなくなります…

     

    え、じゃあ、どうすんのー!?

    って思ったあなたも大丈夫。

    そこでお助けアイテム「鏡」の登場です。

     

    次からのステップは、着実に身につけるために、鏡(できれば姿見)越しに確認しながら、進めましょう。

    【ステップ1:立つ・座る】

    <立って吹く場合>

    ①譜面台の正面に立ち、足を肩幅に開く

    ②右足を1歩後ろへ

    ③踵を基点につま先を右斜めに向ける。

    <座って吹く場合>

    ①譜面台に対して椅子を右斜めにセット

    ②椅子の半分より前に浅めに座る

    ③足を肩幅に開き、しっかり床につける

     

    💡ポイント💡

    どちらの場合も、重心はつま先側を意識します。

    【ステップ2:上半身をひねる】

     

    右斜めを向いている状態で、上半身を正面(譜面台)の方にひねります。

     

    💡ポイント💡

    首だけひねらないように気をつけて

    【ステップ3:楽器を口元へ】

     

    上半身をひねった状態をキープしたまま、指のポジションを崩さずに、楽器をゆっくりと口元へ持っていきます。

    この時、肩は下げたまま腕の力を使って楽器を持っていくようにします。

     

    💡ポイント💡

    肩が上がらないように!

    顔が楽器を迎えにいかないように!(首が動かないように)

    顔が下を向かないように!(あごは上げましょう)

    【ステップ4:三点支えの完成】

    ①右手の親指(向こう側へ押す力) 

    ②左手人差し指の付け根(自分側に引く力)

    ③下唇(上下のブレをなくす支え)

     

    ①②以外の指を離しても、楽器が安定すれば、「三点支え」は完成です。

    もし、楽器が前(向こう側)に転がるなら、それは「①右親指の押す力」が強いか、「②左人差し指の引く力」が弱い。

    もし、楽器が後ろ(自分側)に転がるなら、それは「②左人差し指の引く力」が強いか、「①右親指の押す力」が弱い。

    2つの力が「=(イコール)」になるポイントを見つけると、キーを担当する指が自由に動くことができます。

     

    💡ポイント💡

    脇はこぶし1つ分くらい開き、右の肘が脇のあたりにあるのが、自然な構え方です。

    楽器が安定しない…よくあるNG集

    「なんだか楽器がグラグラする…」

    「なんだか指が動かしにくい…」

    「なんだかすごく力が入っちゃう…」

    そんな時にチェックして欲しい【よくあるNG集】です。

    【ケース1:右親指が前に出ている】

    右手親指が楽器の前に出ていると「三点支え」の一点の役割を果たせず、楽器が手前に転がりやすくなります。

    親指は真下より少し後ろが定位置になるようにしましょう

    【ケース2:左人差し指が離れている】

    左人差し指の付け根と楽器の間に、隙間ができていると、「三点支え」のバランスは大きく崩れます。楽器が外側に転がりやすくなり、他の指にもムダな力が入ってしまいます。

    →人差し指の付け根は、常に楽器とぴったりとくっつけましょう。

    【ケース3:指が伸びている】

    指がピンと伸びていると、指が動かしにくくなり、楽器の安定を損なう原因になります。

    少し丸みがあるのが、ムダな力が入りにくい最も自然な状態です。そのまま指の腹でキーを押さえるように構えましょう。

    【ケース4:右小指に力が入っている】

    右小指にぎゅっと力が入っていると、キーから離すのが困難になります。無理やり動かすと楽器も同時に動いてバランスが崩れてしまいます。

    →右小指は、楽器のバランスを取る補助程度に留め、力が集中しないようにしましょう。

    【ケース5:脇が締まっている】

    脇を閉めると腕にムダな力が入って、指が動かしにくくなり、楽器がブレます。

    音色も悪くなり、音も出にくくなります。

    →両脇はこぶし1つ分くらい自然に開くようにしましょう。

    【ケース6:右ひじが脇より後ろにある】

    右ひじが脇より後ろ、つまり右腕を引いている状態だと、左腕が引っ張られて、三点支えの1点である左人差し指の付け根の力が弱くなり、バランスが崩れます。なにより、無理な体制なので、体のあちこちも痛くなり、続けて吹くのが困難になってしまいます。

    上半身をひねり、右ひじが脇のあたりか前にくるようにしましょう。

     

    (※ひじの位置が分かりにくい写真ですみません...)

    さいごに:正しい構え方を身につけるために

    フルートの指のポジション、基本の構え方を解説してきましたがいかがだったでしょうか?

     

    最初は

    こっちを正しくするとあっちが不自然になり…

    あっちを正しくするとこっちが不自然になり…

    きーーーーーっ!!

    という感じ(笑)で、なかなか大変だと思います。

     

    「構え方」ステップの項でもお話しましたが、フルートは一旦構えてしまうと、「どこに指を置いているのか」「どんな構え方をしているのか」直接見ることはできません。

    それは、正しい構え方や運指を身につけるのが難しいだけでなく、知らず知らずのうちに自己流のクセがついてしまう危険もある、ということです。

     

    なので、必ず「鏡」を使って確認することを強くおススメします。

    鏡の前で構えてみて

    「なんか無理がある…」

    「なんかかっこ悪い…」

    と感じたところを重点的にチェックします。

    練習時には、毎回鏡の中の自分とナルシストばりに(笑)向き合う習慣をつけましょう。 

     

    「音色が良くならない…」

    「息が続かない…」

    「指が回らない…」

    などなど

    悩みの原因の多くは、実は吹く時の「姿勢」や「構え方」が関係しています。

     

    長く楽しくフルートと付き合うためにも、「基本」は大切にしてくださいね(^^♪


    ▼こちらの記事もどうぞ▼

    【フルート基本のき】全てはココから始まる!「腹式呼吸」の理論書
    thumbnail
    正しい「構え方」で演奏する準備ができたら、今度は、豊かな音を生み出すエネルギー「息」の準備もしなくっちゃ!動画で学ぶ簡単ステップで「腹式呼吸」をマスターすれば、楽しい「フルートライフ」は、もうすぐそこに💖
    https://flute-studio-crescent.com/blog/detail/abdominal-breathing/
    【フルート基本のき】これで丸わかり!「アンブシュア」解体新書
    thumbnail
    楽器が安定して持てるようになったら、今度は音色作りの心臓部「アンブシュア」の世界へGO!「モナリザの口」「ろうそくの息」をヒントに図解で楽しく学んで、憧れの曲を奏でる目標にまた1歩近づきます✨
    https://flute-studio-crescent.com/blog/detail/embouchure/

     ▼レッスンで大切にしていること▼

     

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。