それいけ!楽典!〜裏切りのト音記号〜奈良県三郷町の音楽教室です

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それいけ!楽典!〜裏切りのト音記号〜

<楽典サスペンス劇場>

〜裏切りのト音記号〜

ジャッジャッジャァァァァァァァン♪(キャァァァァァァ 悲鳴)

サスペンス劇場が始まってしまいました(笑)

私とト音記号の愛憎の物語・・・

 

 

・・・・では、ありません(笑)

 

 

前回のブログで音部記号についてお話しました。

五線上の基準音の位置を示す音部記号。

ソの位置を示すのがト音記号

ファの位置を示すのがヘ音記号

ドの位置を示すのがハ音記号

五線上の音部記号の位置によって基準音の位置も変わる。

ハ音記号は五線上をさまようので楽譜の「ド」の位置も変わりますよー

ってお話でした。

堅実なト音記号、二股のヘ音記号、さすらいのハ音記号

・・・・だったんですが・・・・

 

 

なんと!!(五線の第2線をソとするのみだと思っていた)堅実なト音記号にも他にお相手がおりました・・・

あぁ、長らくフルートの譜面でお見かけし、いつもそこ(五線の第2線をソとする位置)にいると思っていたのに・・・まさに裏切り(大げさ 笑)

その浮気相手(笑)は「小ヴァイオリン」です!!

五線の第1線を「ソ」とするト音記号は「小ヴァイオリン記号」と言います

小ヴァイオリン?どこの小娘よっ!(だいぶ失礼 笑)

ってなわけでワタクシ調べましたとも。

 

・・・どこの誰だかはっきりとはわかりませんでした・・・(~_~;)

「小ヴァイオリン記号」はバロック時代に昔の楽器用に使われており今は廃れていてこの記号が使われる譜面はないようです。

私の推測だと、17世紀にヴァイオリーノ・ピッコロという通常のヴァイオリンより4度高い小型ヴァイオリンがあったので、これ用の記号じゃないかと思いますが・・・・

うーむ。引き続き調査してわかり次第ご報告します。

 

 

まぁ、「小ヴァイオリン記号」は今は使われていないってことなんで

やっぱりト音記号はいつも同じ場所にいる堅実なお方でした。

〜裏切りのト音記号〜 改め 〜堅実なト音記号〜  確定。

あー、よかった。めでたしめでたし。

 

ちなみにヘ音記号は二股ではなく三股でした。

五線の第5線を「ファ」とする低バス記号がありました。

 

 

まとめるとこれ。

楽典:五線と音部記号

 

 

 

こんな主観だらけの愉快な説明の仕方で、音楽ナントカ協会とかのおエライさんとかに怒られたりしないだろうか・・・

・・・しないか。こんな奈良の田舎のしがないフルート講師のブログなんて見ないか(自虐)

 

 

音部記号は種類や位置によって五線上の基準音を決める役割をしています。

音部記号がなかったら楽譜は読めません

それだけ大切なものなんだって覚えてくださいね。

 

と、最後だけはまともな感じで締めくくった(笑)ところで

お後がよろしいようで。

 

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