小学生のうちからフルートを習うメリット~フルートは何才から?~

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小学生のうちからフルートを習うメリット~フルートは何才から?~

幼少期からピアノを始めるお子さんも多くいると思いますが、

フルートは何歳ぐらいから始めるのがいいのでしょうか?


フルートを始めるのに適した年齢は早くても10歳前後だと言われています。
幼少期から始めるピアノに比べてなんだか遅いスタートのように思いますよね?

それにはちゃんとワケがあります。

 

その1.息を使う楽器だから

まず、フルートは息を使って音を出す吹奏楽器です。音を出すためには息の量や息を吐く力(=肺活量)が必要です。

これは体の大きさに比例しているため、体の小さな低年齢の子どもだと音を出すための十分な肺活量が足りず吹くのが難しいです。

※肺活量とは・・・息を最大限吸い込んだ後に肺から吐き出せる空気量のこと。

 

ここで1つ誤解してほしくないのですが、フルートなどの吹奏楽器をするには、確かに肺活量は関わってきますが、

その値は平均より上である必要はない、ということ。

「肺活量がない人はフルート(や吹奏楽器)は向かない」という話を耳にしますが、

年齢の差による肺活量の差以外に、一般的に同じ年齢での肺活量に差はないと思います。

では、肺活量が多い人とはどんな人でしょうか?

①アスリート

②激しい運動をしている人

③仕事などで声をよく使う人

④吹奏楽器をしている人

だそうです。

つまり肺活量が増えるとしたらフルートを始めた後ということです。
スタートの時点ではフルートを吹くために最低限の肺活量があればOKということです。

その最低限の肺活量が一般的には10歳前後の肺活量なのです。

 

その2.横に長い楽器だから

フルートは縦ではなく横に構える楽器です。

たぶん...みなさんが思っているより横に長いので体や手が小さいとキーに指が届きません。

しかも金属でできているため重く、小さな体で3点のみで支えて構える(フルートの基本の構え方)のはなかなか大変です。
これを解消する為に頭部管がU字になっているU字管フルートというのがありますが、それでも10歳以下だと体が大きくない限りは構えるのが大変だと思います。無理な構え方をしなければ吹けないのであれば、体が大きくなるまで待つ方が個人的にはいいと思います。

 

その3.自分の指を見ることができないから

フルートは自分の指の動きを見ることができない楽器なので、自分の指の動きを頭で想像する必要があります。

目で見た情報の方が理解しやすい小さなお子さんには運指を覚えるのは難しいかなと思います。

(余談ですが...私は以前、小学校で低学年の担任をしていました。その時の経験からも低年齢のうちは目で見える情報の方がわかりやすいと思います。)

 

それなら急いで小学生のうちから始めなくても、十分に体が大きくなった中学校の部活で始めればいいのでは?と思われましたか?

 

小学生のうちから始めるメリット

ズバリ!!

シンプルに

 

変なクセがつかず、遠回りせずに上達すること

一般的には中学校の部活で始めることが多いと思いますが、先輩に教わったり、自己流でやっているため、変なクセがついてしまうことが多いです。

うちに通っている中学生の生徒さんも来た当初はかなり自己流の吹き方をしていて、構え方から直しました。

小学生のうちから教室に通うと最初から正しい方法を教わるため、変なクセがつきませんし、個人のペースに合わせて上達することができます。

 

教室では楽譜の読み方や音楽の基礎も教えていますので、スタートの時点で音楽の知識がなくても大丈夫です。

小学生のうちからフルートを始めたことで、学校の音楽のテストに自信をもって臨めたり、中学の部活で困ることがなかったという話も聞いてます♪

 

無料体験レッスン(楽器貸出有)はお気軽に(^^♪

 

 

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