~メンテの道は一日にしてならず~奈良県三郷町のフルート教室です

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メンテの道は一日にしてならず

今回はフルートのお手入れ用品のお話。

これからフルートを始める初心者さん向けです。

そんなもん知っとるわいの経験者さんはすっ飛ばしてくださいm(__)m

お掃除棒です。フルートの中をお掃除するのに使います。通常はフルートにセットでついてきます。

こんなに長ーいお掃除棒もあります。

お掃除棒と共に使うインナークロス・スワブです。棒に巻き付ける布状のものがインナークロス、すぽっとかぶせる袋状のものがスワブです。ちなみに写真のスワブは私のお手製です(^^♪市販されているもので可愛いのもたくさんあります。

フルートを磨くクロスです。皮脂汚れなどをこれで拭き取ります。毎回磨くのはちょっとめんどくさいのですが、これを丁寧にするかしないかでフルートの持ちが違ってきます。(たまたまちゃんと磨かないでメンテに出したら怒られた経験あり...)

フルートのキーのタンポの水気をとるクリーニングペーパーです。フルートはタンポが命の楽器です。そしてタンポは水気が天敵。冬場は特に水気を取るのに大忙しになります...(>_<)

上記の4つは必ず持っておくべきもの、必ず使うものです。

初心者さんはまずはこれだけは揃えましょう。

色々入ってお得そうなお手入れセットが市販されてますが...そんなに色々要りません...

最初はこの4つだけで十分です。

 

フルートに慣れてきたら将来的には持っといてもいいですよーなもの↓

左からパウダーペーパー、キーオイル、極小ドライバー

パウダーペーパーはその名の通り粉がついた紙です。クリーニングペーパーだけでは水気が取りきれない場合に使いますが、そうなる頃には定期点検の時期になりますし、ひどい場合はタンポ交換になるので出番がありません。写真は私がフルートを始めた頃に買ったものです。ものすごい物持ちの良さで年代物感出してます(笑)それくらい出番がない。

キーオイルはキーの動きが悪い時に支柱部分に使います。ただ...どこにどれくらい使うのかがとても繊細なので応急処置くらいに考えて後はリペアさんにお任せした方が良いと思います。

極小ドライバーは支柱の横のネジを回すのに使います。メガネ用のちっこいドライバーで代用できます。こちらも同じくキーの動きが悪いときに出番がくるのですが...以下同文(笑)

シルバークリーナーです。シルバーの楽器を磨くのに使います。シルバーはどうしても酸化して黒ずんでくるので専用の磨き剤が必要になってきます。液状のものも市販されていますが、これは薬剤を染み込ませた綿を好きな大きさにちぎって使うので細かいところまで磨けておすすめです。ただ使わないと薬剤が蒸発してしまうので...いざ使おうとすると粉状になったものがふぁさっと舞います(笑)

余談ですが・・・クレヨンで黒ずみを落とすという究極な裏ワザがあります。NYでお金がなかった頃に実践していました。一応きれいにはなりますが、日本にはちゃんとした商品があるのでそちらをおすすめします。

緊急措置的なものなので、これらの出番が来たらメンテナンスに出すのが賢明です。

 

教室ではお手入れの仕方も教えていて、毎回レッスンの後にお手入れタイムを設けています。

 

フルートは大切なあなたの相棒。

お手入れはきちんとしてあげてくださいね!

 

 

無料体験レッスンはお気軽に(^o^)/

 

 

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