フルートオーケストラふえ日和コンサート終演
2023年3月12日(日)
初めて主催したフルートオーケストラのコンサートが無事に終演しました。
ふとした思い付きで有志を募って参加型のコンサートをしようと企画を立ち上げてから本番まで1年以上。
「できそうだからやる」ではなく「やりたいからやる」と主催者として動き出したものの
初めてで分からないことだらけ、やるべきことが山のようにあり、苦労の連続、決して順風満帆ではありませんでした。
そもそもフルートオーケストラという大編成アンサンブル用の楽譜は少なく、ほぼクラシック曲のアレンジばかり。
ポップス曲もプログラムに入れようと何曲かは見つけたけど2曲ほど足りない...
悩んだ末に出した解決方法は「自分でアレンジすること」でした。
原曲の譜面を手に入れ、海外の版元まで問い合わせ、編曲譜を提出し、コンサートでのみ1回だけ演奏するという条件付きで編曲許可・編曲譜の演奏許可がおりました。(ちなみに1度しか演奏できなくても出版しなくても著作権料はものすごく高いのです...(´;ω;`)ウゥゥ)
そうやって楽譜の問題はクリアしたものの
アレンジャーの他に主催者、練習合奏担当、コンミスの3役も務めたので、そりゃもう大忙し。盆と正月が一度にきたどころの騒ぎではない(-_-;)主催者として段取りを組み、スコアと格闘して合奏の進め方に悩み、コンミスの在り方や演奏方法に悩み、悩んでばかりで完全に能力オーバー。上手く出来ない不甲斐ない自分にへこみまくりでした。
それでも何の力もない私が最後まで全力疾走で乗り切ることができたのは、集まってくれた参加者やスタッフのみんなの協力、応援してくれた方たちの存在があったからでした。本当に感謝でいっぱいです。
アンコールで演奏した「tomorrow」。参加者が集まり練習が始まってからアレンジしたこの曲には
「どこの誰だか分からない無名の私の初めての企画に集まってたくさん協力してくれてありがとう。」
という参加者への感謝の思いが込められている(アレンジにそういう仕掛けがしてありました)ということを当日リハ終わりにみんなに伝えたのですが(その時から既に感極まって泣きながら話す私(;'∀'))本番...みんなが私の思いに演奏で応えてくれて、演奏中泣くのを堪えるのに必死でした(:_;)
お客さまからも「楽しかった」「感動した」など嬉しい言葉をもらい、私を泣かしにかかる(笑)ほんとに素敵な仲間と素晴らしいフルートのコンサートができたことは私の大切な宝物となりました。
たくさん苦労しましたがそれ以上に多くのものを得ることができ、コンサートしてよかったと心から思いました。
このコンサートに関わってくれたたくさんのみなさま。
こんな私にこんな素晴らしい景色を見せてくれて本当にありがとうございました。
フルートオーケストラふえ日和
代表 角谷 真季
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