フルートオーケストラふえ日和コンサートvol.2 終演

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フルートオーケストラふえ日和コンサートvol.2 終演~マル秘!?裏話~

2024年3月9日(土)

主催している『フルートオーケストラふえ日和コンサートvol.2』が無事に終演しました✨

 

第1回のコンサートでは何のノウハウもないままでのスタートだったので、新米主催者は苦労しながら全力疾走し、瀕死の状態ながら何とか無事にゴールしたという感じでした。

 

さて、第2回。コンサートの主催者としてのノウハウも身に付き、少しは余裕もでてくるかと思いきや・・・

決してそんなことはなく・・・力を使い果たしてコンサートが終わった直後は抜け殻となっていました(笑)

コンサートのテーマは「新天地を求めて」

フルートの新たな魅力を追求するプログラムに挑みました。

 

メインはドヴォルザークの『新世界より第四楽章』

誰もが知る有名な、金管のメロディーがかっこいいドラマチックなあの曲をフルートでする。

こうやって書くだけでもなんとも無謀でしょ?(笑)

 

フルートのイメージとはかけ離れた超有名な曲をフルートオーケストラとしてどう演奏するか。

「やっぱりフルートだとしょぼいよね」なんて絶対言わせない!!

世間のフルートのイメージを覆してやる!!

と、意気込みだけは大きく出た(笑)私の苦難の戦いが始まりました・・・

一応『新世界』のフルートオーケストラ用の市販譜はありました。

・・・が、(市販されている譜面に対して申し訳ないですが💦)

どうやっても上手くいきそうにない譜面だったのです・・・

 

当時、コンサート2部のポップス曲のアレンジを全て手掛けていたので、『新世界』の譜面にまで気を配っておらず、

改めて譜面を見てかなり焦りました。

 

練習開始まで日もなく、こんな大曲をイチから作るのは間に合いそうにない・・・

でも、このままの譜面ではどうやっても上手くいきそうにない・・・

 

「フルートのイメージを覆す」という私の野望は出だしから躓くことになります( ;∀;)

散々悩んだ挙句、結局予定になかった『新世界』のアレンジ、つまり恐れ多くも交響曲のアレンジに初挑戦することに。

(イチから書いていく時間はないので)元の楽譜(『新世界』のフルートオケ版市販譜)をスキャンしてデータとして取り込めるPCソフトを手に入れ

原曲であるオーケストラのスコアをアナライズしながら、毎日毎日寝る間も惜しんでアレンジに取り組むこと2週間。

『フルートオーケストラ版 新世界より第四楽章』が何とか完成しました。

 

交響曲を2週間で・・・

今考えると急ピッチすぎてやばいです・・・

よくできたな、私(笑)

フルートオーケストラ用アレンジのノウハウや工夫を詰め込んだ楽譜に(したつもり)とはいえ

元が交響曲なだけにフルートだけで演奏するのはやっぱり大変でした。

 

どう演奏すべきか

どうやったら上手くいくのか

どうしたら集まったメンバーでフルートオーケストラの『新世界』ができるのか

 

なかなか上手くいかず、私の野望にみんなを付き合わせてしまっただけなんじゃないかと不安になり、

悩んで、へこんで、練習後はいつも疲れ切ってぐったり。

 

でも、練習を重ねていくうちにだんだんとみんなの意識と音が変わり、熱意が伝わったんだと感じることができました。

私の熱すぎる指導に必死でついてきくれて、いい演奏をしようと頑張ってくれたみんなにはほんとに心から感謝しています。

さて、本番。

『新世界』は演奏もアレンジも高評価(*^^)v

コンサート自体も「とても良かった」「素晴らしかった」とお客さんに喜んで頂けました(^^♪

 

何より「フルートなのにすごい」と驚きの声をたくさん頂けたので、

「フルートのイメージを覆す」という私の野望は見事達成されたと思っています(*^^)v

 

それもこれも熱意に応えようと頑張ってくれたみんなのおかげ✨

そんなみんなと出会えて一緒にコンサートができて、私はほんとに幸せ者です。

 

演奏者だけでなく、指揮者、スタッフ、お客さん、応援してくれた方など

『ふえ日和』に関わって素敵なコンサートにしてくれた全ての方々には

感謝しても感謝しきれません。

 

本当にありがとうございました✨

 

 

フルートオーケストラふえ日和コンサートvol.2

主催 角谷真季

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